グレイステクノロジー株式会社(以下「グレイステクノロジー」)は、3月15日付の定時株主総会にて、同社の株式27,347,600株を1株に併合する決議を行いました。これによりハヤテマネジメント株式会社1社を除き、ほぼすべての株主が、株式を失うことになりました。
本記事では、現在も同社株式を保有している方向けに、直近のグレイステクノロジーの動向と株式併合による株主への影響について説明します。
また、当事務所では、グレイステクノロジー不正会計により損害を受けた株主からの相談を受け付けております。グレイステクノロジー株を2021年11月9日時点で保有されていた株主の皆様は、下記のお問い合わせフォームより、当事務所までご連絡ください。
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2022年12月28日、グレイステクノロジーは取締役会において第三者割当による新株発行を決議し、2023年1月13日付で、ハヤテマネジメント株式会社が同社の筆頭株主となり、株式27,347,600株(議決権割合50%)を保有することになりました。また、ハヤテマネジメント株式会社は新株の引き受けに際し、1株当たり14.2円、総額約3億7000万円をグレイステクノロジーに払い込んでいます。
2023年3月15日、グレイステクノロジーは、定時株主総会において、同社の株式27,347,600株を1株に併合する決議を行いました。これにより、27,347,600株を保有していたハヤテマネジメント株式会社以外の株主の株式は1株未満の端数となり、株主は株式を失います。
株主総会招集通知によれば、端数となった株式は、今後、グレイステクノロジーが1株当たり14.2円で買い取る予定です。
山崎・丸の内法律事務所は、2022年にグレイステクノロジーに対する第1次および第2次集団証券訴訟を提起しています。また、グレイステクノロジー不正会計により損害を受けた株主からの無料相談を受け付けております。
今回の株式併合により、グレイステクノロジー株を失うことになった株主であっても、2021年11月9日時点で同社株式を保有していた株主であれば、損害賠償請求ができる可能性があります。該当する株主の方々は、下記のお問い合わせフォームより、当事務所までご連絡ください。
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